バツイチ子持ちの私、母の介護、父との確執、不義理な兄たちとの遺産相続争い、成人する娘へのけじめ、唯一の癒しとなる愛猫のお話です。創作ではありません。
そこに愛はありますか?…突然の介護から…
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車いすでトイレに行ける!
2012-04-11-Wed  CATEGORY: 病院
母の嚥下の訓練も進んで、最近は食事もペースト状のものから、
やや固まりのあるおかゆや、形のあるおかずを食べられるようになっていた。

そうなると人間の身体はやっかいなもので、母は便秘になりがちで、
どうしても摘便をしてもらうことも多くなる。

「ベッドで寝たきりでオムツの中で用を足す」…意識のある人間ならば
どう考えても抵抗があり便秘にもなるだろう。

もし、母がトイレで座ることができれば少しは楽になるのでは?…と
私は看護師に相談して、夜の就寝中はテープ型のオムツで、
日中はリハビリパンツのオムツに替えてもらえないか聞いた。

テープ型、つまり寝た状態で開くので介護の人が処理しやすい。
パンツ型は、上げ下げして着脱するので、基本、立つことが必要となる。

なので、車いす用のトイレに誘導し便器に座らせれば
後は手すりを持たせて立たせ、パンツの脱着が可能だからである。
だが、母が立てるかどうかは自信がなかった。

看護師と話して「とりあえずチャレンジしよう!」ということになり、
さっそくパンツ型のオムツも購入して、朝食後にそれに交換した。
頭ではわかっているが、果たして本当に私にそれができるだろうか…。

少ししてから、私ひとりで車いすに移動させてトイレへ連れて行く。

トイレにある手すりを母に左手で握ってもらって、
私の介助で便器に車いすから移動させた。

もう一度便器前の手すりを母に握らせて立たせてみた。
母は震えながらもしっかりとつかまり立ちができている!
私は素早くパンツ型オムツを下ろし、再度便器に座らせた。
普通にトイレで座る情景だが、私はこれだけで感無量になっていた。

母は少しだったがちゃんと便器で、トイレで、用を足した。
私は、バカみたいだがその瞬間は思わず「やった!」と叫んで喜んでしまった。
母も満足な表情だった。

感動のトイレから病室に戻ると父が来ていた。興奮気味にすべてを報告し、
この「トイレで用を足す」という、普通の人間なら当たり前のことが、
今こうやってできて喜ぶ自分が不思議だと話した。

この日は午後のリハビリで先生につかまり立ちが出来たと報告し、
つかまり立ちができることは大いに先に期待ができると先生も言ってくれた。
この後、立つ訓練が多く取り入れられている。

午後もまたうまくトイレに誘導でき、かなりの進歩と主治医も認めてくれ
その後の嚥下訓練の先生も「明日からまた食事の固さをもう一段階上にする」と言ってくれた。

今日一日で大きな回復だった。

つづく
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