バツイチ子持ちの私、母の介護、父との確執、不義理な兄たちとの遺産相続争い、成人する娘へのけじめ、唯一の癒しとなる愛猫のお話です。創作ではありません。
そこに愛はありますか?…突然の介護から…
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母の気力の源
2012-06-17-Sun  CATEGORY: 介護と兄弟関係
あいかわらず母は、ドロドロしたペースト食で、しかも
完食までに1時間かかり、水分を口から摂取しても
むせることが多くなっている。
嚥下能力が低下してきているようだった。
もう、キザミ食にもどったり、左手であんパンをもって
ぱくついていた母には戻れそうもなかった。

だが、体力の低下とは別に、生きる気力はまだまだあり、
大好きなテレビでの相撲鑑賞もかかさず出来て、
特に水戸黄門があるときは私が午後8時から一緒に
食堂のテレビを独占で見させてもらえて、
母もそれをとても楽しみにしていた。

2人でゆっくりテレビをみたり、天気のいい日に
近くの公園に散歩に行ったりするのが、
母の数少ない楽しみだったようだ。

特に三男がくると泣いて喜んでいた。どんなに私や三男嫁が
介護していても、男の存在は母には別のようで、息子がきたということだけで
テンションが上がっていた。

このことは、ずっと介護しつづけている私にはきついものがあったが…。

父がなくなって、1年半以上が経過し、冬も終わってようやく
母が倒れてから3年が過ぎた春を迎えていた。

その頃、以前に入院中に見舞ってくれた私のアメリカ人の友人も
その春に再来日していて、この施設に母の面会にきてくれている。

スタッフが「外国人のお友達がいてすごいね!?」と母に大きな声で話すと
そう言われてその時の母の得意気な顔は今も忘れられない。

特養ではリハビリなどはないので、良くなることはなくても
せめて現状を維持してほしいと願っていた。

それには、こんなメンタルな配慮が母には必要だった。

つづく
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